お遊び用にDAコンバータ FX-AUDIO- DAC-SQ5J をゲット、お値段 ≒¥1万。(画像はNFJより借用)
スペックは以下の通り。(画像とスペックはNFJより拝借) ・Burr-Brown 「PCM1794A」DACを採用 ・オーディオレシーバICに旭化成製 AK4113を採用 ・LME49720NAx2 OPA2604x1出力段オペアンプ構成 ・4パラレルDC-DCコンバータICを採用した出力カップリングレス仕様 ・各IC独立給電設計 ・高音質・高品質部品を惜しみなく投入 ・大容量電源デカップリングコンデンサ ・リレーによる無音時出力カット機構 ・低消費電力で鮮明なEL液晶を搭載。 ・アルミ合金製のボディー ・金メッキUSB端子・金メッキ同軸入力端子・金メッキRCA出力端子・高速転送対応オプティカル入力端子を採用 ・電源ON/OFFや入力切替などのボタン操作はMCUによるプログラム制御より最適な動作環境を保持 => ボタン操作結果はマイコンのフラシュメモリに書いているようで、電源を切っても状態を保持していました。
オペアンプ用の負電源はチャージポンプによる生成で、ICは中華製ICL7660セカンドソース。チャージポンプは出力インピーダンスが大きいので、4個パラレル接続。
周波数安定性は不明ですが高精度水晶発振器と思われるものが載っているようで。
付いているオペアンプはスルーレート ≒20V/us なので、3個共スルーレート 3,000V/us のLM6172に交換。出力のオフセット電圧も2mV位と僅かなので問題なさそう。 このDAコンバータはリレーの動作音が煩いとの記事が多いのですが、無音時のミューティングを無くした様で頻繁に動作しません。また使われているリレーは消費電力が大きいので、ミニパワー有極リレーに交換すると改善できそうな。 入力切替と表示器ドライブにはSTマイクロの8bit-MCUが使われています。STマイクロのSTM32(ARM)を使ったことがありますが、無償の開発環境が充実していました。arduinoの開発環境も使い易い、残念なのはPICマイコンの開発環境は色々と制約がありましたな。
DAコンバータはDC12V電源が必要なので、メトロニクスの古い定電圧ユニット+47,000uF電解コンデンサで供給。 試聴システムは以下の通り。 ・CDトランスポート チープなDVDプレーヤ(無改造) ・アンプ アッテネータ+ROREL RB-880改造品 ・スピーカ Nautilus804(改造品)+サブウーハ (自作Nautilus箱+30PL100) 各ユニットは低域インピーダンス補正、高域インピーダンス補正、クロスオーバーインピーダンス補正を実施。
高精度クロックと高速オペアンプの効用か解像度は高いのですが、音のエッジが立ち中域が騒がしい。
そこでDC12V電源を製作。3端子レギュレータ2段+80,000uF以上の電解コンデンサを付けローノイズ化。
常用のDAコンバータより高解像度、常用のDAコンバータのオペアンプのスルーレートが ≒20V/usが原因かも。 クラッシックもJAZZも音がタイトですが静か、楽器の響きとエコーも分離し音が奥に広がります。楽器とマイクの距離が良く分かり。60年代JAZZのウッドベースはボヨーンと音程が変動する具合が良く分かります。チェンバロも同様で鍵盤ノイズが目立つようになり。 中域が少し騒がしいのはDVDプレーヤが原因かも。 次は常用のCDトランスポート(DVDプレーヤを高精度クロック化+パワーアンプ並みの外付け電源)に繋ぎ変える予定。 中華製DAコンバータは初期不良が散見されるので、暫く使った後で改造予定。
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